HPV(ヒト・パピロ-マウイルス)は、男性も女性も共に感染するありふれたウイルスです1。HPVのうちほとんどの種類は無害で、症状を引き起こさずに自然に消滅します1。 HPVのうち約30種類が性器部に感染するため性器HPVとして知られています1。そのうち何種類かは高リスク2で、子宮頸がんや、子宮頸部の上皮に異常細胞を引き起こし、がんに進行することがあります。それ以外は低リスクで3、性器イボ(疣贅-ゆうぜい)や子宮頸部の良性異型(異常であってもがんにはならない)を引き起こします。
性器接触を伴う性行為を行なう人は、誰でもHPVに感染する可能性があります1。HPVに感染していても症状が出ない人がたくさんいるため、知らずに人にうつす可能性もあります。 HPVは思ったよりも拡がっています。2005年には、約2,000万人のアメリカ人がHPVに感染していました1。米国では、毎年600万人以上の人が新たに性器HPVに感染したと診断されています1 。
HPVは徴候や症状を現さないことがあるため、感染しても恐らくわからないでしょう。ほとんどの女性は、子宮頸部細胞診(パップテストとも呼ばれる)という検査で異常という結果が出ることから診断されます1。子宮頸部細胞診は婦人科検診の一部で、子宮頸部の上皮の異常な細胞を、前がん状態や子宮頸がんに進行する前に検出できます1。 子宮頸部の前がん状態(がんに進行する可能性のある変化)の多くはHPVが関係しており、早期に発見すれば、治療して治ります。早期発見が重要な理由はここにあります。
ほとんどの人では、身体の免疫が充分働いてHPVを排除してくれます。身体が排除できなかった場合は、HPVの種類によっては性器イボを引き起こすものもあります。また子宮頸部の細胞に異常な変化を起こすものもあり、それが前がん状態に移行したり、将来子宮頸がんを引き起こすこともあります1。
このページには、HPVに関することが全て記載されているわけではありません。さらに詳しくは、医師に相談されるかウェブサイトHPV.com(英語)をご参照ください。
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