網膜を顕微鏡で見ると、10層に分かれています。内側の硝子体に近い方の9層は、神経網膜といって光を感じる細胞が並んでいます。外側の1層は色素上皮層[しきそじょうひそう]と呼ばれます。お母さんのお腹の中で目ができる時、色素上皮層は脈絡膜と一緒にできて神経網膜にくっつきます。このため、色素上皮層と神経網膜の結びつきは弱いのです。何かの原因で神経網膜が色素上皮層からはがれて、硝子体の中に浮き上がってしまうのが網膜剥離[もうまくはくり]です。