視力は網膜の場所によって違います。一番視力が良いのは網膜の中央部にある黄斑部[おうはんぶ]です。視力が1.0とかいうのは、この黄斑部での視力のことです。
中心部を離れると視力は急速に落ちてきます。これは視力や色を感じる細胞が中心部で非常に多く、周辺部では明暗を感じる細胞が多いからです。この周辺部の細胞は視力は弱いのですが、明るさに応じて感度が変わります。映画館のような暗がりに入った時、はじめは真っ暗で何も見えませんが、しばらくすると少しずつ周囲の物が見えてきます。これは、暗さに対応して、周辺部の細胞の感度が上がってくるためです。

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